1.「タダタンタント」


今日は皆様に様々な悩みや悲しみの解決方法をお教えしましょう。

ちょっと嫌な気持ちにさせて申し訳ありませんが、今まで生きてきて経験した中で、いまだに忘れられない悲しいことや苦しかったこと、しんどかったことなんかを思い出してください。
いろいろあったと思います。 思い出しましたか?

それではまず目を閉じて下さい。
次に、心の中で「フタのついた、南京鍵をかけられる大きな箱」を想像してください。

その箱を開けて、その中に今の悲しいことや、嫌なことを全部入れます。
全部入れたらフタを閉じて箱の中に閉じ込めます。
閉じ込めたら握りこぶしくらいあるごっつい南京錠でガチャッと鍵をかけます。

はい目を開けて。

これでみなさんの悲しいことや、嫌なことは箱に閉じ込められました。なので外に出て来れません。

あとは、ただ「生きます」

みなさん「生きる」あるいは「生きてる」ということは、どうすることだと思いますか?

そう、まず「息」をすることです。
人間は「息」をしないと死んでしまいます。
試しに30秒ほど息を止めて下さい。
めっちゃ苦しいでしょ?
息をするということは、酸素を吸って、二酸化炭素を吐くことです。

次に生きていくのに大事なことは?
そう水分、お水を飲むことです。
人の体の70%は水分、水でできています。 だから水分、水を飲まないと、人は生きていけません。
水を飲んだら、どうなりますか?何をしたくなりますか?
そう、オシッコです。
水を飲んだら、必ずおしっこをしないと、病気になって生きられません。
呼吸をして、水を飲んで、オシッコをして、次に生きるために何をしたらいいと思いますか?

そうです。ごはんを食べます。
ご飯を食べたら、どうなりますか?
水のときはおしっこでした。 そう、ウンチをします。
ごはんを食べたら、ウンチとして出さないと、病気になって死んでしまいます。

呼吸をして、水飲んで、おしっこをして、ご飯をたべてウンチを出して、 次に大事なのは、なんだと思いますか?
体を清潔にすることです。
不潔にしておくと、ばい菌が体に入って死んでしまいます。
体を清潔にするにはどうしたらいいですか?
そうです。お風呂に入ります。
酸素を吸って、二酸化炭素吐いて、お水飲んで、オシッコして、ご飯食べて、うんちを出して、お風呂。 そして最後に生きるのに大切なことは何か・・ 眠ることです。
人間は毎日、ちゃんと眠らないと、病気になって死んでしまいます。

まとめると、

酸素、二酸化炭素、お水、おしっこ、ごはん、うんち、お風呂、寝る。 この8つのことを続けることが生きる基本です。

「なんや、いつも普通にやってることやん。簡単やん」と思います。
だけどありえないくらい悲しいときや嫌なことがあったときは、このいつも「普通」にやってることが出来なくなります。
逆に、悲しいときや、嫌なことがあったときは、この普通に生きていることをただ淡々(たんたん)と、坦々(たんたん)とやっていれば、悲しいことや、嫌なことがだんだんと消えて行きます。
ただ、たった一日で消えるということはありません。
何日も何ヶ月も何年もかかるかもしれません。
けど、これを続けていれば、必ず悲しいことや、嫌なことが消えていきます。

おさらいです。

悲しいことや、嫌なことがあった
      ↓
心の箱にそれを閉じ込めて鍵をかける
        ↓     
酸素を吸う
        ↓     
二酸化炭素を吐く
        ↓      
お水を飲む
        ↓      
おしっこをする
        ↓      
ごはんを食べる
        ↓      
うんちを出す
        ↓      
お風呂に入る
        ↓       
眠る

これを毎日、普通にタダタンタント続けるだけでいいんです。
これを続けていると、いつのまにかある日、悲しい思いや嫌な思いが消えています。

消えたかどうかの判断は、その事を思い出しても、もう胸がチクチク痛まなくなっていたらOKです。
消えたなと思ったら、こころの箱の鍵を開けて中を見て下さい。

なんと、閉じ込めておいた、悲しいことや、嫌なことが、きらきら光る宝物に変わっています。

あんなに嫌だな、悲しいな〜て思っていた嫌な思いが、あなたの人生をキラキラ輝かせる宝石に変わっているのです。

お〜!なんていい話だ!
しかし人間の脳というのは、ただ話しを聞いただけでは記憶に残りません。
それでこの「タダタンタント」という歌を作って、みなさんにこの{悩みの解決方法}を覚えておいてもらおうと思ったのです。

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2.「がんばれティーチャー!」


僕が小学校3,4年生の時の担任は浅田美恵子先生。

怒るとすごく怖いという噂の先生。
若くもないし、美人でもない。言葉使いも男みたいな先生。

ある日先生が校庭で弱って飛べなくなった雀を拾ってきた。
先生は僕に「おい古川、お前は動物が好きやからお前にこの雀を預ける。家に持って帰って面倒見てやれ」と言った。

クラスのみんなは羨ましいと言って僕に嫉妬した。
僕は有頂天になり、家に持って帰った。
雀は飛べないので小さな箱にタオルを敷き、耳かきで粟を水でふやかした餌をやった。
雀はパクパクと喜んで食べた。 僕は安心した。

そして雀が元気になる姿を想像し、浅田先生に「ほら先生、こんなに元気になったで!」というシーンを想像した。
「古川、ようがんばったな。やっぱりお前に任せて良かったわ」という浅田先生の笑顔が浮かんだ。
そんなことを思いながら、その夜僕はワクワクして眠った。

翌朝、雀は冷たくなっていた。

母親は激怒した。
「なんであんさん朝まで寝んと看病しまへんでしたんや!」
「そやけど、あんなに餌食べたもん」
「その死んだ雀の顔をよう覚えときなはれ!」
雀は目を開き、くちばしを少しだけ開いたまま死んでいた。

「どうしたらええん?」
「浅田先生に聞きなはれ」
「まだ朝早いし学校開いてへんで」
「校門のとこで先生きゃはるまで待ってなはれ」

僕は冷たくなった雀をタオルでくるんで、校門で浅田先生を待った。
みんなが登校する前の早朝に僕を見つけた浅田先生はびっくりしていた。
事情を話すと、先生はスコップを持って来て、僕と一緒に校庭の隅の桜の木の下に穴を掘って雀を埋葬した。

「あんなぁ先生、僕が朝まで起きてたら雀死なへんかったかな・・・」
「さぁ、どやろな。そやけど先生は古川に雀預けてほんまに良かったて思うわ」
「なんでや?死んだで」

浅田先生はスコップを僕に向けて
「お前のそういうとこが先生は好きなんや」と言った。
僕は浅田先生に好きと言われて舞い上がった。
僕も浅田先生が大好きなことに気づいた。

その日から僕は学校に行くのが楽しくて仕方なくなった。 学校に行けば浅田先生に会えるから。 人生の中でたった一人でも大好きな学校の先生がいたということが どれだけ人生を豊かにするのかを知っている僕が今できること。
それは教師を応援すること。

それを形にしたものがこの歌。

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3.「リスカ(リストカット)」


リスカというのは
「wrist-cutting syndrome」 リストカットを簡略化した言葉で、手首を切る自傷行為のことを言います。

リストカットをする人を「リスカー」と言います。
神経症、摂食障害、うつ病、引きこもりなどと付随することも多いです。
手首ではなく、腕を傷つける人をアームカッター、略して「アムカ」
足や足首を傷つける人はレッグカットする人で「レグカ」です。
首の後ろを傷つける人もいます。

最近はインターネットの普及で、リスカをしている人同士の交流サイトやリスカの方法、画像などが簡単に閲覧できます。
リストカットは10代から20代の未婚の女性に多いのが特徴です。
なのでスクールカウンセリングをしているとたくさんのリスカーに会います。

「落ち着くねん」
「ほっとすんねん」
「絶対お母ちゃんに言うたらあかんで」
そう言いながらバーコードのような傷を見せてくれる子。
包帯で傷を隠す子。
年中長袖を来て傷を見えないようにしている子。
以前は女子の専売特許のようなものでしたが、最近は男の子もリスカします。

「生きてるって実感できんねん」
そんな言葉を聞くたびに、俺のカウンセリングなんかよりずっとリスカの方が役に立っているのかも知れないと思います。

リスカした傷跡を見て胸が痛む間は、カウンセラーを続けようと思ってます。

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4.「ジュリアン」


この曲には歌詞がある。 だけど自分で作って自分で歌いこなせない。

フォークギターを肩から下げ、ハーモニカスタンドを首に掛け、自分で作詞、作曲した歌を自分で歌うという、いわゆる「ボブ・ディランスタイル」が僕達の時代の定番。
ディランズチルドレンとかシンガーソングライターとか言われた。
長いことそのスタイルにこだわりがあった。それで何の不満もないし、楽しかった。
そのこだわりの中で初めて壁にぶつかったのが、この「ジュリアン」。
何をどんな風に歌ってもちっともピンとこない。
それでもあくまでもディランズ・スタイルにこだわった。 というか、そのスタイルの中でしか歌を考えられなかった。

そこで生まれて初めて「歌詞」と「歌」を外してみた。

編曲は木崎さんにお願いした。
この人は優れたピアニストであるが、編曲者としても非凡な才能を有している。
あれやこれやと注文を付けたくなったが、丸投げした。
結果としてそれが良かった。
歌詞も歌もないのに、曲だけで伝えたいことが伝わった。

こういう表現方法もあるのだと気づかせてくれたコペルニクス的転回の曲です。
因みにこんな歌詞が付いていました。

な、なんとラブソングです!

「ジュリアン」
あなたの髪の香りに包まれて   二人で歩いた春の街
花屋の店先 あなたが見つけた  小さく優しい花
遠い昔のあなたの思い出     遠い昔のあなたのおもかげ
あなたの甘い両手に包まれて
咲いてた花の名前はジュリアン  二人で見つめた花

あなたの髪の香りに包まれて   まだ若い二人の不器用な恋
どんなに時が流れても二人は   ひとつと信じていた
もしも今ならあなたのことを   もっと優しく愛せたものを・・・
裏切ることでしかさよなら言えない
あなたの心 今なら分かる    あなたはもういないのに・・・

今年も花屋の店先に咲く     あなたの思い出 あなたのおもかげ
あなたはしあわせに暮らしてるだろうか・・・
何も言わない小さな花を     一人で見つめている
あなたはもういないけど・・・

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5.「友達が欲しい」


小学校、中学校のカウンセリングをしていて、子供達の相談で一番多いのは友達のことだ。

「友達がいません」
「どうやったら友達ができますか?」
「友達がいないのは私に魅力がないからですか?」
「友達と親友はどう違うのですか?」
「僕はA君を親友だと思っているのに、A君はB君を親友だと言ってるそうです。親友って何ですか?」
「私の親友C子をD子に横取りされました。リストカットしてもいいですか?」
「教室で話してくれる人が一人もいません。学校を休みたいです」

学校教育のどこを探しても
「友達の作り方」を教えてくれる授業はない。

そんなことは学校で教えなくても自然に学べて来たからだろうか。

子供達は「ぼっち(ひとりぼっちのぼっち)」になるのをとても恐れる。

携帯、ゲーム、パソコン・・・ぼっちで楽しいことが山ほどあるよ!と誰かが言っている。
それを手に入れたければ親にお金を出してもらってね!と誰かが優しくささやいてくれる。

ウイニコット(イギリスの小児科医、精神科医、精神分析家)は
「一人でいられる能力が大切だ」と言っている。
だけどその能力はどうやって手に入れたらいいのだろうか?
ゲームやパソコンは一人でいられる能力を身につける為の補助具なのだろうか?

「ひとりぼっちが好きだ」と言っている子供を見て、胸が痛まない大人になりたくない。
おせっかいだと言われても、誰かとつながれる方法を子どもに教えるおせっかいなカウンセラーになってやろうと思う。

僕がいつも子ども達に教えている友達を作る方法

1.友達に何かしてもらおうと思わず、あなたから何かをしてあげてください。

2.自分の思い通りに動いてくれるのが友達ではありません。遊んで欲しい時にいつでも遊んでくれるのが友達と思ってはいけません。
相手の思いや都合をわかってあげられるようにしてください。

3.ひとりでも平気でいられるようになってください。

4.裏切られたり傷つけられたりしたら、さっさと許してあげてください。

5.友達が欲しいと思ったら、トライ&エラーの繰り返しだと覚悟して下さい。あきらめたらそこで終わりです。

6.友達になりたかったら〜をもってこいとか、〜をしろとか、無理難題を言われたらはっきり断って下さい。
もちろんあなたもそのようなことを相手に強要してはいけません。

7.友達を同級生に限定しないでおきましょう。
同じクラスで友達が出来なくても、地球上には何十億の人間が暮らしています。年
下の人や年上の人と友達になってもいいのです。

8.自分が楽しむ前に、相手に楽しませてあげて下さい。

9.困っている人やいじめられている人がいたら、積極的に助けてあげてください。

10.来週も相談室に来てください。それで友達を作るためにどんなことをしたか教えて下さい。
上手く行った事や失敗したことを一緒に考えましょう。
もちろんこれを全部やるのは無理ですから、ひとつでもふたつでもやれるように応援してあげます。

<この解説を読んですぐに「友達が欲しい」を聴けば共感度100倍!さぁ今すぐ機械にCDをセットしてスイッチオン。この歌を聴いて、友達のことで悩み苦しんでいる子ども達を応援しよう>

6.「在宅介護」


自分が子どもの時、親は自分を守り育ててくれるありがたくかけがえのない存在だ。

その親が年老いて介護が必要になった時、思わぬ自分の本性を見てしまうことがある。

昔は男の子が跡継ぎとして喜ばれた。 最近は女の子が望まれる。
介護してもらうなら息子の嫁よりは実の娘のほうがいいという理由もあるようだ。
しかし介護は生易しいものではない。
昔と比べ、ホームヘルパーなどの外部資源を利用することに随分抵抗はなくなったが、それでも負担は大きい。

毎日の介護で疲れてくると心ならずも実の親でも「もう死んで欲しい・・・」と思ってしまうこともある。
そんな自分をののしり、罪悪感を覚えながら介護を続ける。

人間というのは心の中で殺人を繰り返す生き物かも知れない。
介護の新しいステージの幕を開けたい。
お母さんを応援するということは、子育てだけではなく介護問題も考えることだと思う。

たくさんの方にCDに入れて欲しいとリクエスト頂きました。

・子供叱るな来た道だもの、年寄り笑うな行く道だもの
(こどもしかるなきたみちだもの、としよりわらうないくみちだもの) 

子供の過(あやま)ちを無闇に叱るものではなく、老人の言動を軽々しく笑うものではない。

自分も子供の頃に同じ過ちをした筈だし、やがて年を取れば同じような言動をするようになるということ。 


★後に「来た道行く道二人旅、これから通る今日の道、通り直しのできぬ道」と続く。 
★作者は不詳。妙好人(=浄土宗の信徒の誰か)という。永六輔が著作『大往生』で、
愛知県の犬山で見たビラの言葉を広めたという。
(慣用句辞典より引用)

<この解説を読んですぐに「在宅介護」を聴けば切実感100倍!さぁ今すぐ機械にCDをセットしてスイッチオン。この歌を聴いて、介護のことで悩み苦しんでいる人達を応援しよう>

7.「おばぁちゃん」


在宅介護に出てくるおばぁちゃんは厄介者みたいだ。

だけどおばぁちゃんをあなどってはいけない。
おばぁちゃん仮説というのがある

それは、人間のメスだけ歯が抜けても子育ての時期が終わってもオスより長生きするのは、子育てや人生のノウハウを若い世代に教えるためという仮説である。

私はこの大胆な仮説が好きだ
最近は離婚や共働きの激増でおばぁちゃんの出番がますます増えている。
おばぁちゃんの孫育てだって結構大変だ。
嫁や娘との子育て感覚の違い、孫とのジェネレーションギャップ、
それに加え自分の健康や日々頑なになっていくおじぃさんの面倒・・・。

近頃はおばぁちゃんのカウンセリングが増えています。
しかし、最近のおばぁちゃんはおばぁちゃんに見えませんなぁ。 みなさんお若くて美しい。
私の母の40代の写真は今の60代の方より老けて見えます。

この歌をライブで歌うと「おじいちゃん」という歌を作って欲しいと頼まれる。
頼んでくるのは勿論男性だ。
私も近い将来おじいちゃんになるのだから作らずにいられない。
「わっかりました!」と明るく返事はするものの、まったく出来ない。

なんでだろう・・・。
ちょっとだけ出来たりするのは 「くっそくそくそ くそじじい〜 いらんことばっかり言いまして〜 家中いつでももめてます〜」

メロディーはなぜか「音頭」しか浮かばない。 うぅぅぅ・・・。
よっしゃ!もう腹をくくって「くそじじ音頭」作ります!

<この解説を読んですぐに「おばぁちゃん」を聴けば縁側で猫を抱いている妄想100倍!さぁ今すぐ機械にCDをセットしてスイッチオン。この歌を聴いて、おばぁちゃんを応援しよう>

8.「先生と呼ばないで」


じゅんちゃんと僕の思い出を曲にしたものです。

1枚目の夢、情熱、あこがれ。にも入れてます。 同じ曲を二度録音するのは初めてです。
前回は男性のアレンジャーでした。ストリングスも男性でした。
今回は木崎さんに編曲をお願いし、ヴァイオリンの阿部さんと一緒に演奏してもらいました。

もしもいつか・・・ 武道館の一番前の席で応援してくれるじゅんちゃんを見たら 泣いてしまうかなぁ
その時は泣いてもいいような気もするなぁ
だけど不思議だなぁ
あの頃はもう顔を見るのも嫌だと思ったじゅんちゃんに 今は遭いたくて仕方ない

「じゅんちゃんと僕・完結編」の講演会に来てこの曲をお聴きになると この歌の本当の意味がわかるかも・・・。

<この解説を読み、「じゅんちゃんと僕・完結編」に来てすぐに「先生と呼ばないで」を聴けば感涙度100倍!さぁ今すぐ機械にCDをセットしてスイッチオン。この歌を聴いて、じゅんちゃんと僕がどうなったか想像してみよう>

9.「いちごの歌」


このアルバムの中で唯一のラブソング。

僕が高校生の時に作った曲です。
いつのまにか街から公衆電話が無くなりましたね。
10円玉5枚が公衆電話だという意味の分かる若い人はもう少ないかも。

この曲を一番最初に聞かせたのは、vontomのギター、堤康郎君だったのをよ〜く覚えてます。
歌の途中からもじもじしだした堤君、最後の「本当にごめんね」というフレーズを聞くやいなや、顔を真赤に染めて
「うわ〜、もう恥ずかしいて聞いてられへん!ようこんな砂糖に蜂蜜混ぜたような甘ったるい歌作れるなぁ。
あかん、恥ずかしい!もう帰るわ」と言いながらバイクにまたがり壬生の家へと帰りはりました。

それ以来ずっと30年も封印していた曲です。
もちろんライブハウスでも歌ったことはありません。

まぁ、だけど1曲くらい歌詞の付いたラブソングがあってもいいじゃないですか・・・。
あ、夢、情熱、あこがれ。はラブソングだらけですよ〜。

<この解説を読んですぐに「いちごの唄」を聴けば初恋度100倍!さぁ今すぐ機械にCDをセットしてスイッチオン。この歌を聴いて、淡い初恋を思い出そう!>

9.「いちごの歌」


主旋律は僕が作って、木崎さんがピアノとヴァイオリンのために編曲し、ヴァイオリンの阿部さんと二人で演奏してもらっている。

木崎さんも阿部さんも名の知れた演奏家。 曲の仕上げ方には気迫あふれるものがあった。

古川:「あ、さっきのあそこはもうちょっとこんな感じで・・・」
阿部:「さっきのあそこってどこですか?」
古川:「あぁ、あのサビ前Bメロの最後の方のWOW〜です」
阿部:「え?サビ前?Bメロ?WOW〜?」
木崎:「あの、楽譜の〜ページの〜小節目のことです。古川先生の独特の表現方法なんです。
私も最初わけがわかりませんでしたが、何とか解読できるようになりました。ちょっとしたコツが必要です。」
阿部:「どうしてここがサビ前Bメロの最後の方のWOW〜なんですか?」
古川:「はい、サビのウワ〜ッて感じがする前のキュ〜ンてくるとこのソレイケ〜て感じだからです」

阿部:「・・・」
木崎:「・・・」

このようにしてクラシックとフォークソングが融合して行ったのです。

<この解説を読んですぐに「天使にさよなら」を聴けばふるかわをショパンの生まれ変わりと勘違いする確率100倍!さぁ今すぐ機械にCDをセットしてスイッチオン。この歌を聴いて今すぐロマンティックな気分になろう>

11.「きつい うるさい くどい」


4部作の最新曲です。

古い順に紹介すると・・・
1 きしょい きもい うざい  これは言葉でいじめられている子のために書いた応援歌です。

2 きしょい 汚い くさい   これは妻から夫へのメッセージソングです。

3 うるさい 黙れ 今すぐ出て行け   これは夫から妻へのメッセージソングです。

4 きつい うるさい くどい   これは子どもから親へのメッセージソングです。

4曲全部聴いたことのある人はふるかわマニア認定です。

どの曲もタンバリンや太鼓を叩きながら歌うともっと楽しめます。

普段は言えないことをたまには本音で、大声で歌ってみてもいいじゃないか! カタルシス効果抜群!
この歌はカウンセリングを超えちゃったかも〜(^^)v

<この解説を読んですぐに「きつい うるさい くどい」を聴けばストレス解消度100倍!さぁ今すぐ機械にCDをセットしてスイッチオン。この歌を聴いて、日頃のうっぷんを消化しよう>

12.「神の御胸の中」


母親が子どもを亡くす理由はいくつもある。

病気、事故、災害、死産、流産、犯罪、自殺、戦争・・・
どれも悲しくて苦しいことばかり。

カウンセラーという仕事をしているので、わが子を亡くすという、どん底の悲しみに突き落とされたお母さんをたくさん見てきた。
そんな時カウンセリングもカウンセラーも何の役にも立たない。
だけど僕はこうも思う。

死んだら本当に何もかも無くなってしまうのだろうか。
目に見えないけどちゃんとそこにあるものは世の中にいっぱいある。
空気、風、磁力、電子、分子・・・。 魂だってそうなんだ。
目に見えるものだけしか信じない生き方はどこか怪しい。

子どもの魂はこちらからは見えないけれど、ちゃんとお母さんを見ていてくれる。
だって子どもはお母さんのことが大好きだから。

<この解説を読んですぐに「神の御胸の中」を聴けば感動100倍!さぁ今すぐ機械にCDをセットしてスイッチオン。この歌を聴いたら、また1番のタダタンタントに戻って最初から聴こう!>







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